心理学研究

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心理学研究の内容

日本心理学界の機関誌

心理学研究の商品情報

商品名
心理学研究
出版社
日本出版貿易
発行間隔
隔月刊
発売日
毎偶月20日
サイズ
B5

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心理学研究 2025年4月号 (発売日2025年04月22日) の目次

種類  原著論文
タイトル 要請緩和後の脱マスクへの抵抗における不安要因の検討
著者 亀岡 晃佑・白浜 恵・新田 史暁・武藏 諒祐・渡邉 真由・若島 孔文
要約 本研究の目的は,日本国内における政府による要請緩和後の脱マスクの不安要因を測定する尺度を作成し,作成した尺度と脱マスク抵抗の関連について検討することであった。オンライン上で914名(有効回答者810名)を対象に質問紙調査を実施した。その結果,「素顔を見られる不安」と「マスク未着用に対する社会的不安」と「新型コロナウイルス等への感染不安」の3因子からなる脱マスクの不安要因尺度を作成し,その信頼性と妥当性が一定程度確認された。また,それぞれの不安要因と脱マスク抵抗の関連を検討した。共分散構造分析の結果,男女両群において新型コロナウイルス等への感染不安と素顔を見られる不安が脱マスク抵抗との間に有意な正の関連を示した。日本国内においては男女ともに,マスク着用が個人の判断に委ねられた場合,これらの不安が生じることによってマスクを外すことに対する抵抗が生じる可能性が示唆された。

種類 原著論文 [方法・開発]
タイトル 小中学生用教師評定日本語版マクロスキー実行機能尺度(J-MEFS)の妥当性検証
著者 名越 斉子・山口 一大・石隈 利紀
要約 本研究では,主にノルムデータを用いて,小中学生用教師評定日本語版マクロスキー実行機能尺度(Japanese McCloskey Executive Functions Scale: J-MEFS)の妥当性を構造,および他の変数との関連の側面から検証した。特別な教育的ニーズ(Special Educational Needs: SEN)のない(非SEN)群(男556名,女558名,計1,114名)での確認的因子分析は,2層(自己調整,自己認識・自己決断),9クラスタ,36下位尺度というMcCloskeyモデルに即した構造への適合が相対的に良いことを示した。また,MEFSの内部相関,およびMEFSと他の変数との相関は, 2つの層が実行機能(executive function: EF)の別側面も測定することの証拠を示した。第2層の7クラスタ,および2文脈については,非SEN群男(556名)とSEN群男(111名)の内部相関の比較,非SEN群(1,114名)の教師による学力判断との関連,少数SEN群男の問題行動との関連において,先行研究を支持する収束的,弁別的証拠が見られ,EFの別側面を捉えている可能性があることが示唆された。また,非SEN群男とのクラスタ得点の比較から,SEN群男のEF困難およびEF発達の緩やかさが示された。以上を踏まえ,最後に,研究の限界および今後の課題を論じた。

種類 原著論文 [方法・開発]
タイトル アタッチメントの状態安定性・不安定性尺度(SAAM)日本語版の開発
著者 中井(松尾) 和弥・大浦 真一
要約 本研究の目的は,アタッチメントの状態安定性・不安定性を測定するState Adult Attachment Measureの日本語版(J-SAAM)を作成し,その信頼性と妥当性を検討することであった。研究1(N = 366)では,J-SAAMが原版と同様に3因子構造(安定性・不安・回避)であること,各下位尺度が十分な内的整合性と基準関連妥当性を有していることが確認された。研究2(N = 245)では,研究協力者をSecurity Priming条件とNeutral Priming条件に分けて介入を行った。その結果,J-SAAMはアタッチメントの状態安定性・不安定性に関する一時的変動を一定程度捉えることが示された。これらの結果によりJ-SAAMは,原版と類似した特性を有し,許容できる信頼性と妥当性を有していることが示唆された。

種類 原著論文 [方法・開発]
タイトル 教員評定による地域連携におけるチームワーク尺度短縮版の作成
著者 吉田 琢哉・吉澤 寛之
要約 学校と地域の連携に関する研究を進めるため,その様相を簡潔に測定する尺度の開発が求められる。本研究では,教員評定による地域連携におけるチームワーク尺度の短縮版を作成した。公立小・中学校の教員を対象にweb調査を実施した。確認的因子分析により,教員評定による地域連携におけるチームワーク尺度は教員間の連携,管理職のリーダーシップ,学校と地域の連携からなる3因子構造が確認された。計14項目を削除して教員評定による地域連携におけるチームワーク尺度を短縮化し,改めて確認的因子分析によりその適合度を確認した。小学校と中学校での測定不変性を確認するため,多母集団確認的因子分析を行い,強測定不変モデルの十分なモデル適合度が確認された。教員集団としての集団同一視,職場風土,保護者および地域住民への信頼,そしてアンカーポイント活動への積極性との関連から,基準関連妥当性が確認された。

種類 研究報告
タイトル 協同場面における共同注意の観点に基づく発話が算数の問題解決に及ぼす影響
著者 平見 真希人・大隈 萌恵・住田 裕子・藤木 大介
要約 協同場面では相互作用を通じて他者の視点を獲得し,自らの考えと関連づけることが求められる。本研究では小学5年生を対象に図形の面積を求める公式を学ぶ3回の授業において,他者の視点を獲得しようとする発話として共同注意の観点に基づく発話(誘導的,追跡的)が課題解決に及ぼす影響を検討した。個人での学習場面にはない,協同に特有の相互作用による影響を明らかにするため,自らの発話とパートナーの発話を区別して分析したところ,自分が誘導した事象をパートナーが追跡してくれることで課題解決が促されることが示された。このような発話による影響は公式の理解を図る問題で生じた。

種類 研究報告
タイトル 心理尺度回答におけるクライエントの「つまずき」と心理職のサポート
著者 馬場 絢子・分寺 杏介・福島 綾
要約 本研究では,ある回答状況・尺度・項目に対して自身の状態を正しく回答できないことを「回答へのつまずき(つまずき)」と定義し,臨床場面におけるつまずきの有無や実態,対応について心理職の視点から明らかにすることを目指した。心理職を対象に自由記述式のWeb調査を行った結果,有効回答者103名中99名がクライエントのつまずきに気付いた経験を有していた。質的分析により,クライエントがつまずく様々な状況,つまずき時のクライエントの様子やそれに対して心理職が行うサポートの多様さ,回収した回答からつまずきに気づく様が明らかになった。また共起頻度・共起率の算出によりそれらの関連が示され,特定のつまずきに結びつく状況や,特定のサポートに結びつくつまずきの種類が明らかになった。以上の結果を踏まえた適切なつまずきの予防や対応の発展が期待される。

種類 研究報告
タイトル 校長のリーダーシップと教員の集団同一性――個人間の関係か集団か――
著者 迫田 裕子・三沢 良・青木 多寿子
要約 本研究では,校長のリーダーシップが教員の集団同一性の異なるレベルに関連する可能性について検討した。学校教員を対象に行ったWeb調査の結果,校長の変革的リーダーシップとエンパワーリングリーダーシップは教員の集団レベルだけでなく関係レベルの集団同一性にポジティブに関連することを見出した。変革的リーダーシップの「知的刺激の提供」は,集団同一性の関係レベルの「管理職との結びつき」と集団レベルの「組織との同一視」とポジティブに関連し,「個別の支援の提供」は教員の関係レベルの「管理職との結びつき」とポジティブに関連した。校長のエンパワーリングリーダーシップは,教師の集団同一性の合計得点とポジティブに関連した。これらの結果に基づき,教員の多忙感の減少やチーム学校の促進に資する校長のリーダーシップについて考察した。

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